愛なんて知らない Ⅰ










「俺も愛してる・・・・

でもっ!!」







(風よ悠希の周りを回って

私がいいと言うまで逃がさないで)







心の中で言うと風は悠希を

逃がさないように回りだした








「愛美!!」






「ごめんね、愛してる」






私は後ろから聞える悠希の声を無視した







「ごめんなさい・・・・」





私は病院まで歩いた