愛なんて知らない Ⅰ










私は困ったように笑う







「学校の理事長が天才がいるって

言ったそうなの



天才なんかじゃないのにね」









「俺は絶対愛美を渡さない」








「私も離れたくない

でもこれも運命なんだと思う」








私はずるい




運命を嫌っているのにこの言葉を使う










「離れたくないよぉ愛美・・・・」