「愛美は向こうにいい所がなかったら ここから離れて遠くに行くって言ってたからね」 俺がここまで嘘をつくことはあまりないだろう 俺は愛美が楓を優しそうに見る瞳に嫉妬したんだろう 「嘘だな」 「何で?」 俺は笑顔で聞く 「あいつはこの場所を気に入っていた ここで動物と触れ合ってる様子は楽しそうだった」 愛美の事を話す楓の目は優しく 俺にある疑問を与えた 「あんた、愛美が好きなの?」