愛なんて知らない Ⅰ










「どれがいい?」







「よくわかんない

龍が選んで?」







「わかった

お前はそのイス座ってろ」






私は言われたイスに座って龍を待った








(なんか龍って慎に似てる)




そんな事を考えながらボーっとしていた








「愛美、ちょっと見てくれ」






「うん」



私はイスから降り、龍の元に行った