愛なんて知らない Ⅰ











「両親が殺されたっからって

人を殺せるのかよ?」







「私には感情がなかったのよ」






「それって・・・・」







「ここから先は内緒」




私は人差し指を口元に持っていきそう言った









「俺にこの事言っていいのかよ」









「言ったでしょ?

私が勝手に楓の過去を知ってしまった


だから私も同量の事を話さないといけない」