愛なんて知らない Ⅰ











「そのほうが?」







「うわぁぁぁん」






お姉さんは泣き崩れてしまった







「ねぇ、お姉さん」






私はしゃがみこみお姉さんと同じ目線にした










「叶わない事って自分の動きで

どうにでも変わるんだよ



今回は愛する方法を間違えたかもしれない


それなら、次はちゃんとした方法で愛してあげればいいんじゃないかな?




私はそう思うよ」