愛なんて知らない Ⅰ









「そんなの嫌よ!!

嫌ぁぁぁーーーー!!!」






認めない!絶対に認めないんだから!!






そんな私とは反対にどんどん進んでいく

お葬式も全部・・・・






「真菜さん祐さんに最後に何か言わなくていい?」






それは真菜をいたわる様な感じではなく

ただ機械的にそう言っただけだった






「祐・・・・」




棺の中には祐がいる



そこでやっと祐が死んだ事を認めた






「なんでぇ?なんでなの??

祐ぅ抱きしめてよ、愛してるって言ってよ」