愛なんて知らない Ⅰ









「ありがとう」





一生懸命食べる私がめずらしいらしく



楓以外が私を見ていた







「もう食べれない」





「もう?」





私は1人前の半分も食べていないようだ






「うん」





「じゃあご馳走様だよ」






「ごちそうさま」




百合香が私の頭を撫でた




くすぐったいような気持ちい感じ