愛なんて知らない Ⅰ










そんな顔させたいんじゃない




頭ではわかっているの

    しょうがない・・・・って





でもどうしても心が受け入れない






それから何日が過ぎただろうか







「赤ちゃんの名前決めてあげよう?」




祐がそう言い出した






「えぇ、そうね・・・・」






「なにがいい?」






「何でもいいわ・・・・」