私のただの思い込みで
たくさんの人の人生を
台無しにした。
陸斗は喜んで『結婚』という
約束をOKしてくれた。
車に轢かれそうになった私を
庇って走れなくなったのにもかかわらず、
嫌な顔一つしないで
二つ返事で承諾した。
薫先輩と付き合っていた理由も
段々、分かってきた。
私を諦めようと思い
丁度告白された薫先輩と
付き合ったということで…
「怪我をしてよかったよ」
そう彼は言った。
「ずっと好きだった瑠璃と一生一緒にいれるなら幸せ以外他にない」
嬉しいはずなにに
浮かばれないままの私がいた。
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