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部屋に入ると、私が昔来ていた頃とは随分、変わっている。
あれから何年、
絶っているんだろう?
幼なじみとして関わってきたけども……陸斗と付き合ってからは、全く海斗の部屋に入っていなかった。
それでも変わらないものはあるわけで……。
写真たてに飾ってある、私と海斗の写真や、小さい頃に亡くなった海斗のお母さんの写真。
相変わらず、男とは思えないほど綺麗に片付いている部屋。
赤ちゃんの頃、海外に住んでいたことがある海斗は耳に穴が開いているため、私が海斗の誕生日のたびにあげているピアスのコレクション。
確かに私が部屋に来なくなってから、少しだけ増えてはいる。
「ど?落ち着いた?」
私が部屋を見渡していると、笑顔の海斗がベッドの上で横になりながら私を見ていた。
