だからどうにか振り向かせようとしたけれど、 ただ君を傷つけてしまった。 困らせてしまった。 謝れないまま・・季節は過ぎ、君は卒業して1人暮らしを始めた。 滅多に会えなくなって でも想いは募るばかりで。 自分でも馬鹿馬鹿しくなる。 でもどうしても謝りたくて謝りたくて・・。 『・・会いたいよ』 声は行きかう人々の雑音にもみ消されて 空からは小さな白い星が降り注いで来た。