そんな俺の予想は的中し
鈴木は美和の腰に
手を回して
自分の方へ引き寄せた。



「は?」



俺は無意識に
怒りが口に出てしまっていた。



鈴木は
その体制で美和の耳元に
囁いてる様子。
でも目は俺の方を
向いていて……。



ぜってー
見せつけてんじゃん。



美和は俺の存在に
気づいてない感じで
恥ずかしそうに下を向いていた。


美和は抵抗してるっぽいけど
顔、赤すぎ。

照れすぎ。

可愛いすぎ!!!←





そんな顔してたら
鈴木だって
苛めたくもなるって。