嘘から始まる恋




時間はあっという間に流れ、昼休み。


急いでいつもの教室に向かう。



最近、純ちゃんとお弁当食べれなくて寂しい…。



ガラッと戸を開けて中を見渡す。



「やった!一番だ」


初めて成瀬くんより早く来た!


これで罰ゲームはしなくていい!



「残念。俺が先」


バッと横を向くと壁にもたれかかる成瀬くんがいた。


気付かなかった…!!