嘘から始まる恋




放課後になり急いで帰る支度をする。


「もう帰るの?」


「うん!バイバイ」


純ちゃんと別れて急いで成瀬くんを迎えに行く。



待たせたらキスされる!



早く来過ぎたのか5組はまだ終わっていなく、私は廊下で待つことにした。



しばらくするとぞろぞろと教室から人が出てきた。



「成瀬くん、家まで送ろうか?」


「あんたが送りたいだけじゃ〜ん!」


成瀬くんを囲むように女子達が盛り上がっている。