嘘から始まる恋




数日後、久しぶりに純ちゃんと遊びに行くことになった。


駅前の本屋さんで待ち合わせ、ショッピングする予定だ。



珍しく早く着いちゃったよ…。


立ち読みしながら待とうと思って、雑誌コーナーへと移動した。


適当に雑誌を手に取り読みはじめる。



「瞬と待ち合わせ?」


パラパラと読んでいると突然声をかけられ、声のした方へ視線を向けた。



あれ…?


どっかで見たことある。