洋平はまだ四才のクセにサスペンスが大好きなのだ。


「ねぇねぇこの死体山に埋めるの?それとも川か海に流すの?」

「なっなんてこと言うのあんたは……もう、面白くないんだからとっとと寝なさい!」

洋平はしぶしぶ寝室に戻って行った。

あんなの子供の見るものではない。



「風呂出たぞ」