「貸してみ?」
唖然とするあたしを、ふっ、と笑い手にある箱を奪う。
「右手出してみ?」
言われた通りに右手を差し出す。
そして津は右手の薬指に指輪を着けた…。
「左は一年記念日に、ね?」
優しく笑う津の笑顔に思わず涙が溢れた。
「高かったでしょ?」
「すんげぇ、安もんだけど?」
津のバカ…。
あたし知ってるんだからね?
ここのブランド…。
彼氏に貰いたいアクセサリーショップNo.1の高いところだって。
「津…大好きっ」
「俺も」
優しくあたしを抱き寄せて頭を撫でなでする。
一番落ち着く時間…。
「藍…?」
「んっ…?」
「ベット…行こうか」
誘われてることはすぐにわかった。
今のあたしに断る理由なんてどこにもないよ…。
「うん…」
その日の夜、あたしと津が付き合って半年記念日の夜に初めてあたし達は同じ体温になった…。
唖然とするあたしを、ふっ、と笑い手にある箱を奪う。
「右手出してみ?」
言われた通りに右手を差し出す。
そして津は右手の薬指に指輪を着けた…。
「左は一年記念日に、ね?」
優しく笑う津の笑顔に思わず涙が溢れた。
「高かったでしょ?」
「すんげぇ、安もんだけど?」
津のバカ…。
あたし知ってるんだからね?
ここのブランド…。
彼氏に貰いたいアクセサリーショップNo.1の高いところだって。
「津…大好きっ」
「俺も」
優しくあたしを抱き寄せて頭を撫でなでする。
一番落ち着く時間…。
「藍…?」
「んっ…?」
「ベット…行こうか」
誘われてることはすぐにわかった。
今のあたしに断る理由なんてどこにもないよ…。
「うん…」
その日の夜、あたしと津が付き合って半年記念日の夜に初めてあたし達は同じ体温になった…。

