「ちゃんと言うから」
「…うん」

チュッー…


触れるだけの仲直りのキス。
このキスがあたし達の絆を深くさせてくれる気がするんだ…。


「藍…?」
「ん…?」
「好きだよ」
「あたしも」

津に優しく抱きしめられながら、授業が終わるチャイムが鳴るまで図書室で甘いひと時を過ごしていた。