潤君一人を思っていくと決めた私は慶太を呼び出して潤君と付き合うことになったからもうやめようと告げた。



｢真美ちゃん今までごめん。俺酷いことして……。すぐに謝って止めようと思ったんだけど……俺真美ちゃんを手放したくなかったんだ。ごめん……。｣



｢慶太………。｣



｢潤と幸せにな。｣



｢うん……ありがとう。｣



慶太と私の関係は終わった。



次は哲哉と蘭………。



本当は自然消滅みたいな感じで終わらせたかった。



しかし潤君がちゃんとけじめをつけた方がいいと私に言ったのだ。



｢真美ちゃん、俺ついていって一緒に話そうか？｣



そう言ってくれる潤君に甘えてついてきて欲しかったが哲哉と蘭に一人じゃできない女だと思われたくなかったから私は断った。



｢一人で大丈夫だよ。｣



｢なんかあったら呼んでな。すぐに行くから。｣



私はそんな優しい潤君と幸せになるために意を決して哲哉と蘭を同じ場所に呼び出した。