強欲な女

哲哉と机の上で体を重ねた。



「真美………好きだよ。」



私に囁く哲哉。



「私も哲哉が好き。」



私達はそれからよくこの教室で会うようになった。



二人だけの秘密の教室………。



私は最高に幸せだった。



「なんか真美ちゃん最近楽しそうだね。」



私の顔をじっと見て潤君が言った。



「楽しいよ。」



哲哉の事が好きだけどやっぱり潤君はカッコよくて話しかけられるだけでいつもドキドキした。



「奇遇だね。俺も今幸せ。」



その言葉と顔つきを見て彼女ができたんだということがなんとなく分かった。



自分は哲哉と良い感じなのになぜか胸が痛かった。



だから彼女できたの?とはあえて聞かなかったし自分の事もしゃべらなかった。