強欲な女

「汚い部屋だけどどうぞ。」



部屋には少し大きめのテレビとパソコンが置いてあった。



棚にはプラモデルがズラリと並んでいた。



(こいつ見た目通りの趣味だな……。)



「どうする?とりあえずDVDでも見る?」



特にカイトと話したいこともなかった私はその意見に賛同した。



「うん。そうしよう。」



「準備するね。」



そう言ってカイトは電気を薄暗くした。



「えっ?何で電気消すの?」



「消した方が雰囲気でるでしょ?」



確かにそうだが会ってすぐのあの行動を思うとこの状況は良くないと察した私は、なるべくカイトから離れた場所に座ることにした。