強欲な女

「もしもしミミだいじょうぶ?」



私はサイトで名前をミミと登録したのだ。さすがに本名を使うことには抵抗があった。



「カイト………。全然平気だよ。電話してきてくれてありがと。」



「ミミが寂しい思いをしてるんじゃないかと思って………。」



ただ電話をくれただけなのに………。



心が弱っていた私には、大丈夫?と気づかってくれるカイトの言葉で涙が出てきた。



私のことを心配してくれる人がいる。そのことがすごく嬉しかった。



「ミミ、泣いてるの?」



「………ごめん大丈夫だから………。」



私は必死で溢れてくる涙を堪えた。



「ミミ………。寂しいんなら今からうち来る?」