最近毎日が辛くて仕方がない。



学校へ行けば帰り道にほぼ毎日剛と私の友達がいちゃついているのを見てしまう。



あんなに好きだった剛も今は憎くてしょうがなかった。



(さっさと別れてしまえばいいのに………。)



毎日そんな事を願うようになった。



今日もいちゃついている二人を余り見ないように、いやむしろ二人に私の姿を見られないように早足で家へと帰った。



「ただいま。」



家に帰ると母と姉と姉の彼氏が楽しそうに話していた。



誰も私の事なんて気付いてないみたいだ。



(まぁ〜いっか………。)



私はそのまま階段を上り自分の部屋へと行った。



しばらくして私が帰っていることに気付いたらしく母が部屋へと来た。