中学生ぐらいになると周りの女の子が少しずつ色気づく。
入学当初は膝ぐらいまであったスカートの丈が日が立つにつれて段々と短くなっていった。
私も短くしたかった。
ある朝、私は思いきってスカートを少し短くした。
それを見た母親が私に言う。
「校則は守れ。私はそんな子に育てた覚えはない。早く元に戻しなさい。」
スイッチが入った様に不機嫌になり私を睨み付けた。
「ご近所さんに見られたら何言われることやら……。」
ぶつぶつと小言を言い出した。
私は母親に逆らうことはしなかった。
「あなたがこういう見てくれに私をするから周りに悪口を言われている。」
そう言えれば楽なのに……。
まだ一人で生きていくことの知らない私は、母親の機嫌をとりながら生きていくしかなかった……。
入学当初は膝ぐらいまであったスカートの丈が日が立つにつれて段々と短くなっていった。
私も短くしたかった。
ある朝、私は思いきってスカートを少し短くした。
それを見た母親が私に言う。
「校則は守れ。私はそんな子に育てた覚えはない。早く元に戻しなさい。」
スイッチが入った様に不機嫌になり私を睨み付けた。
「ご近所さんに見られたら何言われることやら……。」
ぶつぶつと小言を言い出した。
私は母親に逆らうことはしなかった。
「あなたがこういう見てくれに私をするから周りに悪口を言われている。」
そう言えれば楽なのに……。
まだ一人で生きていくことの知らない私は、母親の機嫌をとりながら生きていくしかなかった……。

