強欲な女

「今日は寝れそうか?」



恭平さんが刺身を食べながら私に言った。



「こんな美味しい料理食べたから興奮して寝れないかも。」



そう言うと恭平さんが優しく微笑んだ。



「この後残りの家具運ぼうと思ったけどその前にドライブするか?明日お前休みだろう?」



そんなカッコいい顔で言われて断れるわけがなかった。



「行きたいです。」



私は早く恭平さんとドライブに行きたくて運ばれてきた柚のシャーベットを大きな口でいつもより早く食べた。



「そんなにドライブ好きか?」



そんな私の姿を見て恭平さんが笑っていた。



「車で窓の外の景色見るの好きなんです。」



私は恥ずかしくて小声で言った。



確かにドライブは好きだけど………。



何より恭平さんと夜のいい雰囲気の中で二人でいられるのが嬉しかった。



私は恭平さんと甘い雰囲気になれることを期待して店を出て車に乗った。