強欲な女

「どうせ飯も無いんだろう?」



「はいその通りです……。」



「外出てこい。」



それだけ言ってプツっと電話が切れた。



外………?



言われるがまま外に出ると恭平さんが車の前に立っていた。



「飯食いにいくぞ。」



「でも私外に食べに行くお金なんて………。」



「お前なぁ……。おごるに決まってるだろ。」



そう言って私にドアを開けエスコートしてくれる恭平さん。



この時すでに私の惚れやすい心がドキドキと大きな音をたてていた。