強欲な女

アパートまで送ってもらった。



部屋にはエアコンとテレビがついていた。



特にやることのない私はテレビのスイッチを入れた。



私の好きなお笑い芸人が出ているのに少しも楽しくなかった。



しばらくボーっと見ているとお腹が空いてきた。



そういえばもう日が暮れている。



私は一体ここで何をしているのだろう……。



『ブーブー』



突然携帯が震えた。



どうやら電話みたいだ。



この携帯に連絡をしてくるのは一人しかいない。



「もしもし………。」



私は泣きそうな声を隠して携帯に出た。