……俺、いつまでこんなん続けるんだろ。 傷つけてばっかだ、 あいつのこと。 白い携帯の画面を見つめる。 すでに真っ黒になってしまったそれは、俺があてどもなくその闇をもがいているかのように。 …ちゃんと、告いてぇのに。 ちゃんと伝えてぇのに。 綾瀬を平気で傷つけるくせに肝心の俺の気持ちは言いそびれたままだ。 「三年にあがる前に告わないと、本当に傷つけたまま終わっちまう…」 いつまでも先延ばしにしてたら、それこそ愛想尽かされんだろな。 自嘲ぎみに笑って、今度こそ俺は携帯をとじた。