「ルナ、起きよう?朝だよ」 どんなに現実を見たくなんくても シオンに迷惑はかけられない・・・・ 「おはよう、シオン」 私は微笑みながらそう言った 「おはよう、ルナ」 シオンも微笑んでくれた 「朝ごはんは出来てるよ 着替えたら来てね」 シオンはそう言うと 私から離れ、部屋から出ようとした 「シオン」 「ルナ?」 不思議そうに首を傾げる 「あのね・・・・」