†私の天使† Ⅱ









シオンが玄関の扉を開けた





「先輩♪来ちゃいましたぁ!」


笑顔でそう言うと

シオンに飛びつき抱きついた




     ズキッ



私はその光景を見たくないと

心が拒絶する




「お姉さん相変わらず綺麗ですね♪」




「そう?ありがとう」


私は適当に流す




「美菜ぁ~

先輩の部屋行きたいなぁ?」


甘えた声で言う美菜ちゃん




「うん」




「やったぁ!

ありがとうございます♪」


嬉しそうにする美菜ちゃん



胸が痛い・・・・