「ルナ、ちょっといい?」 「うん、なに?」 「今から美菜が来るみたいなんだ・・・・」 申し訳なさそうに言うシオン 「そうなんだぁ~ じゃあ私どっか行ってるね!」 悲しい気持ちを悟られないように 私は元気いっぱいに答えた 「ルナが出てく必要ないよ」 (うん、でもね? シオンと美菜ちゃんが一緒にいるとこ あんまり見たくないんだ・・・・) でもそんな事言えない私は・・・・ 「ありがとう!シオン」 笑顔でそう言った その瞬間 ピンポーン チャイムの音が聞えた