†私の天使† Ⅱ












少しだけ、少しだけでいいから・・・・








「ダメだよ、どうしたの?」








「そう・・・だよね」





彼女いるんだもんね

もう元には戻れない・・・・







「そんな顔しないで・・・・」





シオンがそう言った瞬間

冷たかった私の体が温かくなった







「ごめんね・・・・

ありがとう、シオン」




目を閉じそう言った