100万回の愛してる


 


 
始業式が始まり、俺は緊張していた。

さっきまで忘れていたが、昨日学校に来たことで俺は1年生代表の挨拶をまかされていたのだ。


もともと俺はこういうことは苦手だし、やるタイプじゃない。



「はぁ・・・」とため息もつくものの、時間は止まってくれない


それに、俊も知らないしな。


「次・・・か」





 ・・・


「続きまして、1年生代表の結城君より始業式のお礼の言葉を述べてもらいます。


  1-3組!結城 健!」

・・・

「はい」



やる時はやるか。。。
そう思った俺は、しっかり前を見て校長のところに向かい歩き始めた。