亡き母の無思運必ーむしうんひつー

「叔父さんに認められるまで出て行きません!」


「決して認めぬ!」


「叔父様!」


私の言葉が叔父様と信城さんの言い争いを遮った。


「…私には、両親がいないのです」


そして、私は全てを話し始めた。


「お父さんは罪を犯したため自殺し、お母さんは病気で亡くなりました。
そのため小さい時から私は施設の皆と暮らしていました」


叔父様と信城さんは、私をじっと見つめながら話を聞いている。


「私は…」