亡き母の無思運必ーむしうんひつー

信城さんは私の背中に抱きついた。


とても、温かかった。


「葉優、死ぬなよ」


信城さん、私は死なないよ。


死にたくても死ねないの。


私は目で訴えた。


だから安心して。


もう離しても大丈夫よと。