亡き母の無思運必ーむしうんひつー

「失礼します。
葉優様、クラスが決まりましたのでどうぞ」


土伊さんは教室へ向かいながら、私は2年3組だということを教えてくれた。


「本当に葉優様をお気に召されたのですね」


「…どういう意味ですか?」


「洸様ですよ。
葉優様のお優しさをとても羨ましく思っておらっしゃいました」


だたの同情ですよ、と私は言った。






「こちらが2年3組でございます」