愛しい君へ




「じゃ部活はこれで
 終わりますー。
 ありがとうございましたー。」



私は仲良しの友達と
3人で楽しげに帰った。

雅樹のことを
忘れようとして・・

無理矢理作り笑いした。




あぁ、私って
情が厚いのかな・・

たった2週間だったのに
こんなにも引きずるなんて。



「優?
 聞いてる?」



「・・ぇ
 あっごめん!
 もっかい話して〜笑」

「仕方ないなあ。」



そう言いながらも
友達は私に
話してくれた。