「桜」
俺が一番好きな花だ。
みていると落ち着く。
高校生活二日目、
俺は授業をさぼって
桜を眺めていたーーーー・・・。

「じゅーんや!!」
「、、、、遼か」(すぅ
「そのまんま寝ようとするなっ!」
「、、お前授業はどうした」
「そういうお前こそ」
「、、教室は眠れない」
「、、、サボりか。ま、俺もだけど」
「、、、フンッ」
「、、あーぁ入試一位の座取られちまったなぁ」
「??」
「俺さ?二位なんだぜ?入試」

、、、こんなバカそうなやつがか?
「信じらんねーって顔すんなよ。俺超傷ついちゃう!」
「、、あっそ」
「、、うっわー」
「なんか言うことあるんだろ?」
「、、、わかってんじゃん」
「さっさと言えそして俺を寝かせろ」
「、、、俺好きな奴がいてさ、そいつがここはいるっていうから俺も目指してここに入ったんだ」

あぁ、、澪のことか
「んでさ?かっこいいとこ見せてやろうと思って、頑張って勉強したわけよ?」
「、、で?」
「入試が一位だったら告白、、しようかなって思ってた。でも、」
「俺が一位だった」
「そーいうこと、んで俺どうしたらいいかわかんなくってさ」
、、、、なに、今まで人付き合いのなかった俺に聞く?
、、、、、正真正銘の馬鹿だ。

桜が舞う、まるで、、、、
なにかこれから新しい出来事が始まるように
時を告げているようだった。