ぺたっ
純也君の温かい手が
私のおでこを触った。
なっなんで、、??
いつも無口でなにかと冷たい彼なのに、
ひょっとして、、心配してくれてるのかな?
「入学式の次の日に風邪ひいて休みましたなんて嫌だろ」

いつもより、喋ってくれる、、
ちゃんと目を見て話してくれてる、、
そして、、
「ダッ大丈夫!風邪なんかひかないよ!わっ私は」
(ポンッ)
ドクンッ
「無理、、すんなよ?」

「ぁ、、うん」
「、、フンッ」

い、、今、鼻でわっ笑ったよね?
馬鹿にされてる??
「、、こんなガキっぽい奴初めてだ」
うん。今私は確信に至った。
今まで孤高の一匹狼だった彼は、、、
、、、、、、、、、、、
言葉を知らなさすぎだ!
失礼にもほどがあるよっ!
私はこれでもちゃんと高校生なんだからね!