「ほぅ」


「借金して、私から逃げて、捨てて、挙句の果てには私にお金を媚びてきた」
「それで??」


「でも…最近不意に思うんです」

「何をだね??」
「両親が私を生んでくれなかったら、純也君に会えなかった」
澪……
「だから、前までは怨んでたけど今は違います!!」
「君の意見が聞けて良かった…だけどね」
「なんだよッ!これ以上まだあんのか!!!!」

「いや?身分をわきまえろとね」
「身分…だと?!ふざけるな!」
「お前にはもう花嫁候補がいるのだ」

「花嫁…候補??」
「君らはであってまだ一年だろう?今別れておけばショックは少ないだろう?」
「そ…んな」
「君はさっき両親を怨んでないといったね??」
「は…はい」
「怨んでないなら、純也からてを引くことだ」
「ふざけるなよっ!!!親父!!!」
「そうすれば、両親の借金は取り消そう…すべて」
「ぇ………」
「澪、、聞くな…聞かなくていい!!!」
俺は澪を抱きしめる…
いつからだろう
俺がこんなに感情的になったのは……