まったくもう、、、
遼ちゃんはまた人の名前を大きな声で叫んで、
とにかく、純也君が迷惑そうだったので、
「ごめんね?純也君」
「、、なにが」
「あ、だって、、早く帰りたいのに。さ?」
「、、別に」
「あーあーあーあーあ!澪!なんで純也ばっかに喋ってんの!?」
「、、だって遼ちゃん、純也君すごく迷惑そうだよ?」
「、、、」
「ほら」
「つか、澪!美奈はどうした美奈は!!」
「美奈は塾だから。」
「、、あーじゃぁ、、さ一緒に帰らねぇか?」
「いいよー」

というか、私が一緒に帰らないと純也君に
迷惑かかちゃうもんね。

「、、あのさ、帰るかって言ってる途中で悪いんだけど、」
「なんですか?純也君」
「、、結構あるいてる気がすんだけど」
「ぁー!?!!」
「なっなによ遼ちゃんそんな大声出してさ」
「、、、ここ俺んち」
「ほんとだー!じゃ、ばいばい」

遼ちゃんは送ってくれるって言ったけど、
家近いし、いいよと言ったら遼ちゃんが
「じゃあ純也!頼んだ!!」
と意味不明なことをいい、
純也君と帰ることになったのだったーーーーー・・・。