「いつものように、待ち合わせ場所でミヅキ君を待ってたの…」 「うん」 「でもっ…何時間…経っても、ミヅキ君…来なっ…くて…」 「それで?」 「来たのは…女の人だったの…」 下を向いたまま、マキは顔を上げようとはしない。 「友達だった、とか?」 「ミヅキ君の……彼女…なんだっ…て」 何それ……