出て来たマキは、まだ制服を着ていて、目は赤く腫れていた。 「マキ…?」 「寒いし、中入ろう」 元気がないマキを心配しながら、マキの部屋に向かった。 「どうしたの?」 「うん…」 テーブルを挟んで向かい合って座った。