「で?どうすんの?」 「何が?」 メニューに目を通しながらマキが答える。 「告白」 恋愛って、まず告白からだよね? 「えっ」 メニューから半分、顔を覗かせたマキの顔は真っ赤だった。 「しなきゃ、恋できないじゃん」 そのくらい、恋したことなくったってわかる。