「恋…したんだね」 嬉しいような、悲しいような、そんな気持ちだった。 でも、大好きな友達として、応援してあげなきゃならないんだよね。 もちろん、応援したくない訳じゃない。 でも、複雑な気持ちだった。 カフェからの帰り道。 マキは何度も、あたしに謝った。 「良いって。まじなんだね。あたしは…応援する、応援するよ?」 「う、詩っ!!」