「駅の近くの?」 「そう、ここ!!」 その、彼が居るカフェ。 マキに連れられてカフェにやって来た、あたしたち。 制服姿だし、平日の昼間。 かなり浮いてますけど… 「あ、居た!!」 マキが指差す先には、軽そうな男が一人。 「チャ、チャい!!」 「静かにしてよ!ああ見えて良い人なんだよっ」