「出た。まじで気づかないの?詩って可愛いし、スタイル良いし、言うこと無しじゃん」 「またまたまた~」 「……」 冷たい視線を受けながら、黒板に目をやった。 今日も一人で黙々と授業をしているハゲ教師。 ハァ。 「詩さー」 「何?」