あの日から美花とは気まずい。 きっと美花ママから聞いたのだろう… お母さんも心配していた。 もちろん授業に集中なんて出来きるはずもない。 今も窓の外を見ながらボーっとしてるだけ…。 頭に浮かぶのは美花と風海 翔クンの姿。 もしかして、これが恋…? アタシは、翔クンに恋をしたの…? 亜美はやっと気付いた。 公園で見かけたあの日から亜美は恋をしていたことに。