ここの高校にはほとんどと言って良いほど同じ中学の友達がいない。


でもきっと誰かいるだろう。


そんなことを考えてたら美校についた。


さっそくクラス表見てみよっ。


「ふぎゃっ」


誰かに押されてつい変な声が出てしまった。


「悪い。大ジョブ?」

その男は聞く。


「だ、だだ大丈夫なわけないでしょ!?」


「ふーん、強気な女。」

”なんですって”心の中で叫んだ。


「無視すんの。あっそちゃんと前見て歩けよ。」


「どっちのセリフよー!」